2005-01-01から1年間の記事一覧

大霧山

昼過ぎに天気が崩れる予報にもまーいいかと出掛ける。 ほぼ一年前にも来たコース。あれから一年経ったのかと思う。早かったなあ今年は、ホント。 ともかく13時ころから歩き始める。少し陽が差し込んでいる。寒いといってもそれほどでもない。 坂道を登り始め…

蕨山(埼玉県飯能市)

日曜日、今年の2月12日の厳寒期に登った蕨山をふたたび夏山として挑戦する。まあホントはもう少し遠いところに行きたかったけど、さいきんは登るよりもクルマの移動時間が長いことを考えると気持ちが挫けてしまう。特に山中泊を経験すると、「何を急いで…」…

三頭山(東京都桧原村)

天気悪いし、マリンスタジアムとどっちに行こうかと悩むが、10時過ぎに出発。二週間ぶりなので奥多摩の山並みが近づくと心躍る。山深く高度を上げるに連れて霧が深くなり、視界50メートルのノロノロ運転になる頃に都民の森駐車場に到着。既に満車に近く、家…

雁坂峠(2019m)(埼玉県大滝村(現秩父市))

日本三大峠の一つに行ってきました。あとのふたつは北アルプスの針ノ木峠と南アルプスの三伏峠です。 5時30分発。2時間30分かけて約100キロ走り国道140号線、埼玉の秩父と山梨県塩山甲府を繋ぐ雁坂有料トンネル手前にある、豆焼橋脇の出会いの丘という駐車場…

毛無山 十二ヶ岳(山梨県足和田町)

久しぶりに友人Nと山に行く。朝4時に出て都心経由で、富士山の麓、河口湖を過ぎて、西湖に向かう手前の文化洞トンネル脇の駐車スペースに9時到着。小雨が降ったり止んだり。富士山がこんな近くにあるのにまったくガスで見えない。 Nの装備はかなり本格的にな…

日光白根山 (群馬県片品村)

3時30分出発。さすがにまだ暗い。夏至が過ぎたので日の出が以前に比べて遅くなってきている。 桐生から渡良瀬川の奥地へ進み、2キロの長い直線のトンネルを抜けると日光のいろは坂の入口へ。日光なんて来るのは、そういえば小学校の修学旅行以来だと気づく。…

平標山(たいらっぴょうさん)

新潟県湯沢町 日曜日の夜半、コソコソとタオルケット持参で出掛ける。国道17号線をひたすら北上。途中くっきりと見えた上弦の月に明日の晴れを確信しながら、真っ暗な三国峠を越えると気温は22度、クーラーを切り窓を全開にする。約3時間で苗場プリンスホテ…

庚申山(栃木県足尾町)

7時出発。いつものように国道17号バイパス経由で桐生に向かい国道122号線に合流する。両毛電鉄の踏切を越え大間々の市街を抜けると曲がりくねった山道に変わり、渡良瀬川沿いに日光まで通じるルートになる。 国民宿舎かじか荘がある細い山道に入って、しば…

両神山(埼玉県両神村)

秩父の山は奥秩父じゃなく、奥武蔵といいます。奥秩父は山梨の山です。あーややこしい。 金曜日23時「タイガー&ドラゴン」の最終回を横目で見ながら就寝。土曜日2時30分起きて、なんか食べて(記憶にない)3時出発。さすがに真っ暗、車も少ない。秩父から山…

草映画17

「デジタルシネマ」;デジタルシネマ研究会編 という本をパラパラとめくる。まあよくある報告書のつまみ食いで、企画書のネタ本になるようなものです。 まあこの本にはいろんなウン億円する英語名の機材や訳のわからない転送レートの数値、将来のデジタルシ…

国定忠治

(1958) 小沢茂弘 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD25855/index.html ご存じなお話でもって、片岡の千恵蔵御大が相変わらずの芝居をしてくれんのでね、慣れれば面白いです。 あれだね、やはり活動写真の役者たちの歌舞伎へのコンプレックスは抜き難い…

桂小五郎と近藤勇 竜虎の決戦

(1957) 並木鏡太郎 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD25143/index.html アラカンが桂小五郎で、大河内伝次郎が近藤勇というひねりのないキャスティング。 なんといいますか、アラカンが鞍馬天狗にしか見えないのがご愛嬌。調べるのが面倒なんで勘で書く…

続・少林寺三十六房

(1980) ラウ・カーリョン http://movie.goo.ne.jp/dvd/detail/D111042474.html なぜか続編。コメディなんだよね。デジタルリマスター化しているけど、きれいだなあ。上映プリントより良いんじゃないの? ここでTaRaGaさんにダビングしてもらった NHKドキュ…

鹿俣山(群馬県沼田市)

今回は腐れ縁の旧友、印西鳥男氏のアルコール依存症リハビリプログラムとして、野郎4人で楽で気分の良い山に登ることにする。 日曜日朝7時大宮駅、まず模造人間氏来る。相変わらずのオシャレぶりで、私と着ている山用品はそれほど変わらないのだが、向こう…

南天山(埼玉県大滝村)

梅雨入りというか季節の変わり目はいつも調子が悪い。気圧が激変すると押しつぶされるようにダルくなる。今週末は雨なのか曇りなのかはっきりしないので悶々とする。雨なら雨で霧に煙る幽玄深山に出掛けたかったんだけど、どうも気合いが入らない。 日曜日も…

死ぬことと見つけたり

死ぬことと見つけたり(下) (新潮文庫)作者: 隆慶一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/08/30メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 247回この商品を含むブログ (54件) を見る 「葉隠」の佐賀の鍋島藩士の話。 あまりに有名な「武士道とは死ぬことと見つけ…

孤高の人

孤高の人(上) (新潮文庫)作者: 新田次郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1973/03/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 50回この商品を含むブログ (64件) を見る「孤高の人」は昭和初期の実在の登山家、加藤文太郎の話。 人並みはずれた脚力の持ち主で「単…

ソドムの市

ソドムの市 [DVD]" title=" ソドムの市 [DVD]" class="asin"> あまりにも多面体で斬り採っていくことは可能だけど、まあ5年前の私だったらベタ褒めしていただろうなという気もする。草映画というカタチをはじめて、商業映画、職業カントク、デジタル対応と…

mixi映画評

本家のサイトで「香港映画の歴史」というテレビ番組を観逃して口惜しいと書いたら、「モニターの中の映画館」主宰のTaRaGaさんがDVDダビングしましょうと救いの手を差し伸べてくれたので、所沢でお会いすることにした。TaRaGaさんとは初対面、私の中では同世…

赤城山(群馬県富士見村)

4時前に起きると、まだ外は暗い。なんだか陰鬱な天気だ。軽く朝メシを食い4時30分に家を出る。 クルマが利根川を渡り群馬県に入ると、雨がポツポツと降り出し、やがてワイパー全開で走るほどになる。さらに国道を外れ田畑が広がる県道を進むと、雨の朝6時頃…

赤城山

山登りをはじめてちょうど一年経った。登った回数が36回。10日に一度は登山している計算だ。中年としては自慢してもいいよね! 運動とかスポーツとかこんなに続けたことがないので自分でも驚いている。筋力はついたようだがどうも持久力に問題があるようで、…

旅人国定龍次

旅人(たびにん) 国定龍次〈上〉作者: 山田風太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1986/05メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る山田風太郎の明治ものは、司馬遼太郎への意趣返しだと誰かが言ってるのを読んでアッと思った。これ…

鬼麿斬人剣

隆慶一郎にハマッテ、全集を読んでいる途中です。まだ整理していないけど、いま一番納得して楽しめる作者ですね。実は歴史小説と言うよりは伝奇小説に近いと思う。想像力の飛び方が圧倒的だモンなあ。80年代終わりに網野民俗学やポストモダンにヤラレタ人な…

一夢庵風流記

捨て童子・松平忠輝

影武者徳川家康

赤い影法師

柴田錬三郎選集 (4) 赤い影法師/柴錬立川文庫作者: 秋山駿,種村季弘出版社/メーカー: 集英社発売日: 1989/10/20メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 講談ネタに寛永御前試合というのがあり、角界の剣豪が江戸城で真剣勝負をしたショーグンK-1グラ…

駿河城御前試合

駿河城御前試合 (徳間文庫)作者: 南條範夫出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2005/10/01メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 133回この商品を含むブログ (132件) を見る 友人氏が、私が読まんと言うのに無理矢理エグイ漫画を持ってきたのでとりあえず読む。…

修羅雪姫 怨み恋歌

(1974)藤田敏八 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD18256/index.html 第二作目がレンタルビデオ屋に新入荷!とあったので早速観る。前作にも増してスタッフの力の入れようがすごい。特に美術がねえ、秘密警察長官の部屋のキッチュな悪趣味な温泉旅館風な…

大酔侠

(1966)キン・フー http://www.h7.dion.ne.jp/~eiga-kan/Come_Drink_With_Me.htm 女性アクションの傑作だね!びっくりした。『グリーンディスティニー』のアン・リーが、子どもの頃に観て打ちのめされただろうことは想像に難くないね。ティン・ペイペイが演…