2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

木枯らし紋次郎

菅原文太が格好良いというより艶っぽくて驚く。話はテレビの特別版みたいです。山本麟一の漁師が決まっている。こういう役ができる役者がいないよねえ。江波杏子はミスキャスト。拓ボンは台詞がないけどアップあり。色々いっても映画ってスターの魅力だけで…

ほえる犬は噛まない

昔の週刊モーニングの連載マンガみたいだ。(さいきんは読んでいない)、世間的にはドジでグズな強烈なキャラクターのやつらが、ふとしたきっかけで変な事件に巻き込まれるが、ガテン系なパワーで解決していくアクの強いオフビートなコメディ。他人に薦める…

清水港に来た男

清水の次郎長を三下から見る切り口が面白い。それが勤皇と繋がってというハッタリが効いている。これは小国英雄の味なのか?こういうのはマキノ節としてはすごくうまいねえ。さすが長屋民主主義だ。

弥太郎笠(後編)

シーンがいちいち長えよ。前後編に営業上の理由で伸ばしたというが。鶴田浩二強すぎ。90分で50人くらい殺している。

番場の忠太郎

中川信夫と若山富三郎。新東宝の白っぽいモノクロ画面。破綻が無い職人芸、原作が良くできているし。やっぱ任侠といったら北関東の天保水滸伝なんだろうね。東映がバリエーションを作る前では。

フロム・ダスク・ティル・ドーン3

なぜか録ってあった。面白いじゃん。こういう外伝モノって好きだよ。アンブローズ・ビアズが主演なのも素晴らしい。このシリーズはいつも話が同じなのは仕方ないがねえ。ヒロインがバーバラ・スティールに似せたキャスティングだと思うけどいいね。アタマ空…

ラブ・オブ・ザ・ゲーム

サム・ライミについて書いていることの確認のため。変な映画だ。「巨人の星」の一番話の進まなかった大リーグボール三号ができる前で、白血病の女との恋愛沙汰のエピソードのときみたい。ベテランの最後のマウンドで完全試合するも回想で野球と女どっちを取…

大奥マル秘物語

東映お得意のこういうオムニバスだと、脚本家が勝手に書いていてバラバラだよねえっていつも思う。エロさがお上品。とりあえずみんな死んじゃうんだねえ。最近は死んで終わりってあまりないかな。昔はこういう突っ放したのばっかだったと思う。洋画しか見な…

草映画2

私というヒトは昔からココロザシが低いお調子者なので、自分のすべてをつぎ込んだ作品とか、生涯畢竟の傑作を作り上げるなんてド演歌な世界よりも、くっだらないバカバカしい映画を真剣に素早く撮って喜んでいる性質なのですね。 その意味じゃプログラム・ピ…

顔振峠

山登り足りないんで、日曜も登った。クルマで40分ほどの黒山三滝経由の峠歩き。東京から電車で行ける最も近いうちの一つのせいか、ハイキング客がわんさかいた。昼に出て夕方までゆっくりと歩いたので、そのころには人影もまばらになっていた。4時間くらい…

草映画1

「草映画」ってなんだろうとお思いでしょうが、早いハナシが草野球の映画版なんです。 いい歳をした大人が集まってできる遊びの代表が草野球でしょ。晴れた休日の一日、スケジュールを合わせて、敵味方審判合わせて20人ほど集め、ユニフォームやらバット、ボ…

伊豆ヶ岳

6時ちょっと前に家を出て、朝日が昇るのを横目で見ながら車を走らせる。市街地を外れ道幅が狭くなり、カーブが増えると奥武蔵の山々が近づいてくる。毎度のことながらワクワクするのは、遠足のようなものだからか。 名栗湖という人造湖に7時30分に着く。こ…