2006-01-14から1日間の記事一覧

ドラッグは世界をいかに変えたか―依存性物質の社会史

ドラッグは世界をいかに変えたか―依存性物質の社会史作者: デイヴィッド・T.コートライト,David T. Courtwright,小川昭子出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2003/05メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る ドラッグというものを広く…

ピストルオペラ

DVDにて。 冒頭いきなり、ふっくらとしたジュリーのアップが、画面いっぱいに。「ああ、スタンダードじゃないか」とちょっと驚く。映画館に行かなかったのは、予告を観て『カポネ大いに泣く』の記憶がよみがえったからでして…。でもDVDで観た本作は面白かっ…

ボーリング・フォー・コロンバイン

この間の大河ドラマで、巌流島でマトリックスばりのタイム・バレット(苦笑)があったそうだ。再放送を見てみよう。 どうでもいいこと 映画をほめるのに、単なるパクリを何でもオマージュとか言うな。 今では、ドキュメンタリーがあるがままの事実を撮るだけ…

魔術的芸術

魔術的芸術作者: アンドレブルトン,Andr´e Breton,巌谷国士,谷川渥,鈴木雅雄,星埜守之出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2002/06/01メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (19件) を見る 四次元怪獣アンドレ・ブルトンによる美術史。 芸…

小津安二郎周游

小津安二郎周游作者: 田中眞澄出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/07/24メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る 生誕百年ということで、神格化に神格化が重ねられている小津だけど、この本を読まずに語るのはモグリとしか言え…

山田宏一のこういう文章を読むと、背筋がしゃんとする。あまりタワケタことばかり書き散らさぬように心がけよう(あくまでつもりです)。

氏の素晴らしさは、書かれた文章を読むと絶対にこの映画を観てやろうという気にさせることだ。間違っても、「この映画はもう観なくてもいいや」という気にさせない丁寧でわかりやすくそして辛らつな紹介、批評文がすごい。 ネットや雑誌でも、たくさん映画紹…

早射ち野郎

Date: 2003-10-24 (Fri) BSにて。 感化されてはじめて見たのですが、やあひっくり返ったよ。なんと本格西部劇。 マカロニ・ウエスタンよりも早く、(本作は61年、『荒野の用心棒』は64年)、どこかで観たことのある、ありとあらゆるハリウッド西部劇がぎゅう…

やさぐれ映画『キル・ビルVol.1』

目覚めると陽は高く、家族はみんな出払って時計は正午を指している。仕方なしにテレビをつけて「笑っていいとも」を見ながら、メシを食う。でそのまま二光お茶の間ショッピングから、午後のロードショーへと突入して、ハナシがばんばん飛んでいくどうでもイ…

まだまだ続くキル・ビル

Date: 2003-10-26 (Sun) 『キルビルVol.1』について、つまらないというのは簡単なことだ。なぜならこの映画の元になっている映画的記憶(死語!)は、知らなくても良い映画史の知識な訳であって、逆にこんなこと知っていると趣味の欄に躊躇無く“映画鑑賞”と…

孔雀夫人

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD2604/ ウイリアム・ワイラーのゴールドウィンのところで撮った作品は、黄金期のまじめな日本映画にものすごく影響があったんじゃないかと思った。というのはこの話はまったく今の日本でリメイクしても充分通用する内容…

Date: 2003-10-31 (Fri) ドナルド・E・ウエストレイク著。鉤 (文春文庫)作者: ドナルド・E.ウェストレイク,Donald E. Westlake,木村二郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/05メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (11件) を見る …

『キル・ビル・チャットVol.1』

Date: 2003-11-02 (Sun) チャットを今週末の金曜か土曜の夜に開催をしたいと思います。 ROM歓迎。 元ネタとか引用とか細かいことはどうでもいいんで、とりあえず、この映画について、学校、会社、家庭ではヒトには決して話せないことを、勝手にだらだらと喋…

キル・ビル怒濤のネタバレ・チャット開催

Date: 2003-11-06 (Thu) えーと、上記なチャットをしたいと思います。 11月8日(土)14時からはじめるつもりです。 あまりにもヒトがいないと寂しいのでご参加お待ちしてます。 とりあえず前日までにもう一回観てきます。

キル・ビル 2度目

Date: 2003-11-07 (Fri) 行って来ちゃいました。 今回は細かいところを観ていたり、音を楽しんでみました。 しかし、芸が細かいね、いろいろと。 やはり、沖縄の終わりから、青葉屋の章へと行くときの音楽の盛り上げで、一気にカァーっと体温が上昇するのは…

キル・ビル・チャット大会終了

Date: 2003-11-08 (Sat) 楽しかったです。ご参加のみなさんお疲れさまでした。ありがとうございました。 次回はVol.2で…。 いろんな方々と話しているうちに、新たなる発見とか自分の考えがまとまってきてスリリングな体験でした。 例えば、「ブライドの××××…

バイオハザード

DVD。 お薦めのコメンタリーのミラちゃんの暴走に爆笑でした。プロデューサーが「このカットはデジタル処理で…」と言っているのに、「そんなことより、私の乳首は見えた?」とか「映画を観てないで、コメンタリーを先に観たら、ネタバレされても当然の報い!…

エクスプローリング・ザ・マトリックス

エクスプローリング・ザ・マトリックス (SHO-PRO BOOKS)作者: スティーブン・バクスター,カレン・ヘイバー,大島豊出版社/メーカー: 小学館プロダクション発売日: 2003/10/18メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (5件) を見る 『マ…

監督中毒 三池崇史

Date: 2003-11-28 (Fri) 監督中毒作者: 三池崇史出版社/メーカー: ぴあ発売日: 2003/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (8件) を見る 自分の書いてきた三池作品のレビューを読み直して、それほど外してはいないようだと安堵す…

『キル・ビル』をもう一度行くか?

明日は1,000円デーなので『キル・ビル』をもう一度行くか? なにはあともあれ、これは“映画”なんだよね。そういう匂いがプンプンするの。映画のふりをしているなんか別の大きなDVDみたいなのが多いなかでさ。 これだけ、CGだPVだのの誘惑があっても、…