伊豆ヶ岳

6時ちょっと前に家を出て、朝日が昇るのを横目で見ながら車を走らせる。市街地を外れ道幅が狭くなり、カーブが増えると奥武蔵の山々が近づいてくる。毎度のことながらワクワクするのは、遠足のようなものだからか。
名栗湖という人造湖に7時30分に着く。ここまで楽勝じゃんと林道にハンドルを切って入っていく。すると、通行止め、ゲッと方向転換して迂回路に侵入するも、工事車両が道を塞ぎこれ以上行けない。先日の台風のために道が崩れているらしい。
ということで、当初のスケジュールもあっさり崩壊。仕方なく予定変更して、伊豆が岳に登ることにする。
ここは西武池袋線正丸駅からすぐに登れる登山道があり、別の駅まで行ける5時間ほどの周遊ルートが整備されていて、途中に古刹もあるので人気が高い。まあ駅前登山とでもいいましょうか。
こちらは、車を止めて別ルートの峠道から登る。まだ早いので人はいない。植林された明るい杉林を抜けていく。およそ60分であっけなく頂上に到着。晴れているのでかすかに紅葉する秩父の山並みが一望できる。でもちょっと木が邪魔。葉が落ちる冬の方がいいだろう。
団体の中高年がワイガヤと来たので降りることにする。帰りは鎖場を行く。これが結構スリルがある。50メートルくらいの高さの岩場を鎖をガイドにして行く。ここを行くのは自己責任でという看板が立っている。じっくりと降りればなんとかなる。ここを抜けて駐車場に戻って2時間ほどの山歩き、距離は4キロくらいかな。帰り道で野生の猿を見かける。しかし半端で物足りない。明日も歩くかな。
http://www.seibu-group.co.jp/railways/eisui/hiking/shoumaru/