三峰山、霧藻ヶ峰、妙法ヶ岳(埼玉県秩父市)

ryotsunoda2006-04-10

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7:30出発。天気は上々。しだれ桜が有名な寺社があるためにところどころで渋滞する秩父市内を抜けて、三峰神社の有料駐車場に10:15着。高度が1000メートル近くあるので山が近い。
準備を終えて歩き始める。団体が食事ができる土産物屋の先が参道入口。舗装された道を行く。日陰はちょっと寒いが思ったほどでもない。里では散り始めた桜もここではまだ蕾。あと十日くらいはかかるのではないか。15分ほどで登山道入口にさしかかる。石と土交じりの古道が続く。ここは雲取山への縦走路であり、三峰神社の奥宮がある妙法ヶ岳にも通じている。ちょっと進むと大きな看板「過激派注意」が笑える。
道はアップダウンがあるが、それほどキツくはない。ピクニックルートだ。なかなか立派な杉林が心地よい。やがて妙法ヶ岳との分岐を過ぎる。先日途中リタイアの御前山のときに較べて調子が良い。さいきんストレッチの成果で筋肉が伸びたためか。ベンチも各所に設置していて、陽だまりではぬくぬくとしたい。
難なく、12:00常陸宮の巨大レリーフの脇を抜けると、霧藻ヶ峰に到着。休憩所のオヤジさんとあいさつを交わす。山火事だよと教えられる。たしかに煙が上がっている。北に目を凝らすと浅間山か、白く聳えているのが見える。風が冷たいのを除けば何の問題も無い。まだ早いのでここから引き返し、地蔵峠で昼食にする。おにぎりセットとわかめとあげのカップ味噌汁。どうも今日も靴が合わない。つま先が痛くなる。紐の縛り方をいろいろ変えてみる。分岐を北に行くと、妙法ヶ岳への道になる。ヤセ尾根を行くと、突き出た岩山を左右に回りこみながら、進む。急な階段を行き、木製の鳥居を抜け、一番奥の岩場を登り、鎖場を過ぎると、ようやく三峰神社の奥宮に到着。いかにもっぽくていいね。小さな祠を参り、休憩場所があったので、そこに横になり、珈琲を沸かし、そのまままったりと30分ほどうたた寝をする。気持ち良し。静かに風が木々の間を渡る音を聞く。その他は無音。
来た道をゆっくり帰るとまだ早い時間なので、折角だから三峰神社を参詣。新しい門と本殿を見る。