御前山 東京都桧原村

ryotsunoda2006-03-12


10時頃出る。五日市のあたりを歩こうと思ったけど、いま時期どうよと乗り気にならないまま、青梅を通過。梅の季節なので観光客がわんさか思わず轢きそうになるほどだ。
気が変わり、どうせなら奥多摩に行こうと決める。12時30分、奥多摩周遊道路の最高地あたりの月夜見第二駐車場に着く。曇りで気温は10度くらい。風が通り抜けるので体感温度は5度くらいかな。雪は北斜面でわずかに残っている。
歩き出すとなぜか下りになる。広いけど、どろどろの道を滑りそうになりながら進む。左手下に奥多摩湖が見える。水は少ない。
冬枯れた景色、落ち葉を踏みしめながら歩く。ヤセ尾根道が続く。アップダウンが何箇所もあるが、巻き道があるのでそちらを行く。
新しく買った登山靴もようやく馴染んできてつま先が痛いのも無くなりつつある。
時折足を止めると、何の音もしない無音の状態になる。誰もいないいい気分だ。しばらく行くと小河内峠に出る。
このあたりから足元がふらふらになる。やばいほど体力が消耗している。というか足に力が入らない。こんなことははじめてだよ。すかさずへたり込み、オニギリを食べてみる。少し復活するが、相変わらず力が湧かない。
急登ですれ違った人に、あとどれくらいか、尋ねる。30分ほどというが、どーもこのペースだと着かないんじゃないか…。周遊道路も17時には閉鎖するので帰りが読めない。15時前、残念だけど、ここで引き返す。
景色の良い岩場で、カップヌードル、チャイナオイスター醤油味。まあまあ。コーヒーももう少し美味しいのにしようかな。
来た道を引き返す。が道を間違えてかなり下ってしまったのをふたたび登り、引き返す。とほほ。飲み水も尽きてしまう。
なんか毎週登っていた頃と違い、なかなか下界の塵あくたが落ちないようですねえ。身体が浄化された感覚がなかなかつかめないです。
とか言っていると、凄まじい爆音とともに、オフロードバイクが五六台、急坂を一気に駆け上がってくる。すごいねえと感心する。
その後もダラダラと歩き、ようやく16時30分に駐車場に戻る。

帰りに気になっていたとんかつ屋に入り、おいしいカキフライ定食を食べる。