「オドロキ! これが未来の生き物だ」NHK教育

http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0103.html#09
正月3日に放映していて見逃した方も多いと思うが、アホなタイトルと異なり、ドイツZDF制作のサイエンス番組「The Future is Wild」です。
http://animal.discovery.com/convergence/futureiswild/futureiswild.html
人類滅亡後の500万年、一億年、二億年後の地球にどのような生物が出現するかをシュミレーションしてCGで描くというエンターテインメントものです。まあご存知のように生物の進化には偶然が大きく作用するのでどうあがいても科学的裏付けというのはほとんど意味がないんですが、描かれる想像上の生き物がよくできている。CGと実写の合成がよく出来ていて驚きます。ハリウッドとは違うヨーロッパ調リアリズムというのでしょうか、某国営放送のちゃちな説明用のいかにもCGとは全然こころざしが違います。二億年後にはタコが地上で群れをなして生活したり、空を飛ぶ魚が出現するとか、40メートルの巨大イカなど想像力のリミッターをぶっちぎったような表現が次々CGで描かれるのでわくわくします。新しい人類はタコなのかねえ、そうか、だから火星人はタコの姿をして……。再放送の折にはぜひに。いまのCGを使った科学番組のレベルがわかります。