山歩きヴィデオ技術報告 その2

何度か山歩きヴィデオを作って、ようやく使い勝手がわかってきたのでその感想とか、参考になれば。
編集ソフトのAppleiMovie HDだが、これはなかなか良くできている。操作性がよく考えられていてソフトに使われている感じがせずストレスがない。FinalCutも似ているのかな?Adobe、Canopus、Uleadとはひと味違う作りだ。
入門用の編集ソフトというのは、だいたいがプロ仕様の高級版の機能を制限した廉価版、という位置付けだけどiMovieはちがう。なんといったらいいか、普通初心者はソフトを開いた途端に作業の面倒くささに固まってしまうし、機能を使いきれずになんとなくマニュアルどおりに繋いでオシマイになるだろう。iMovieの場合は、レベルと言うか考え方がまるでちがう。とにかくカッコ良く仕上げることを第一目標にしている。扱っているうちに自然に編集のカットのリズムが見えてくるし、かなり直感的にカットの長さを調整することができると思う。なにより触っていて楽しいのが良い。
じつは山歩きヴィデオを作る際に勝手にいくつかの制約を課している。

  1. 仕上げの尺はなるべく短くする。(長くなればなるほど誰も見なくなる)
  2. テロップやエフェクトは極力使わない。(レンダリングに時間がかかるから)
  3. なるべく短時間で仕上げて公開する。(旬なものブログと連動するため)
  4. 音楽は入れる。(飽きずに見てもらうため)
  5. MA(ダビング)も凝らない。
  6. ナレーションや顔出しは考慮中。(見たいか?聴きたいか?)

映像作品というよりも、記録以上放送未満というか、Video-Podcastingがいつでもできるレベルということですね。どのくらいのことができるかとりあえずやってみるということで。
撮影もそのあたりを考えたり考えなかったり。果たして番組に準じたほうがイイのか、それともスチルカメラに準じたほうがイイのか、別の文体が文法があるのか。細かいこと言えば欲を出せばキリがないのでね。既存のものや仕組みと何をどこを変えられるか。全然みえない。

あと音楽制作ソフトGarageBandをもっと勉強しよう。という以前に音楽についてコードとか知らないモンね。それでもなんとなく作曲(?)できるのだから大したソフトだと思う。


↓こんな本を読んだから余計、安直な切り張り音楽が作れなくなってしまいました(汗)。

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