日々是筋肉痛

GoogleAnalyticsによるアクセス解析を見ると、映画以外のネタだとアクセス数がガタ落ちになる。そんなことはどーでもよいので(いいのかそれで?)、好き勝手に思いつきで書きまくる。


先日ホームセンターでバランスボール(直径70cm)を1000円弱で購入して、椅子代わりに座ってみる。
自然と背筋が伸びて、バランスを取ってふんばろうとするので、普段使わない内股の筋肉が刺激される。普段は使わない筋肉が伸びたり緊張するのがわかって痛ッ気持ちイイです。
…とまあ調子に乗って二三日過ごしていたら、最近調子がよくなくて困ってます。疲労感が抜けない。つらつら考えるに、バランスボールによって、いままで鍛えたことのない深層の筋肉に負荷がかかり筋肉疲労を起こしているが、キツイ運動でないので、じんわりと真綿で首を絞めるかのように全身疲労になる。長風呂に浸かったあとのようです。
ついでにいつの間にか体脂肪率がガタ落ちしている。派手な運動でないので腹も減らないので食欲もない。ダイエットしたいヒトには良いのかもしれないけど、痩せ体型としてはかなりキツイですホント。
とりあえず、バランスボールは一回に15分程度で一日2回くらいまでが良い気がします。バランス良く鍛えられれば、徐々に長時間座るのが可能になると思いますが、道のりは遠い。
ここは勉強になります。ボールトレーニング.com


「コーチ論」
コーチ論 (光文社新書)
「ナンバのコーチング論」
ナンバのコーチング論 次元の違う「速さ」を獲得する (光文社新書)
新書なのでさくっと読めるが、面白いですね。体育会系の根性論による鍛え方ではなく、合理的に選手を伸ばすためにはどうすれば良いのか、いままでなにが定説として盲信され学校で教えられてきたのかを改めて教えてくれる、陸上、野球、ボクシング。ウサギ跳び以外にもまだまだある間違ったと思える指導方法、それによって子どもたちがスポーツが嫌いになってしまう悪循環がいまも続いている。ご一読を。
ナンバ走りって一時期話題になったけど、よくわからなかった。昔の日本人はみんなこれで歩いていたとか言っても、右足と右手を同時に出すなんてできるのか?身体を捻らないって前に進むのか。
「ナンバのコーチング論」を基に試してみた。右手右足同時と云うのは、これも間違った指導法みたいなもので言葉だけが先行してしまったみたいです。
分かりやすいのは竹馬に乗ったときの手と足の使い方。これって右手右足を同時に前に出すけど進むでしょ。あれと同じ感覚で歩くわけ。
そうすると自然に肩と腰とが一緒に前に出る。それを左右交互にして進むと身体を捻ることはない。普通は右手左足、左手右足と出す。これだと肩と腰が捻るようになる(分かるかな)。
著者はチャップリン歩きだというがそんなカンジ。あるいは着物を着たつもりになってそれがはだけないように歩くカンジ。
そうなると腰の両側に意識を持ってこないと足がなかなか出ない。逆にそれができるようになると、なぜか不思議に足の力、地面を蹴る力をまったく使わないようになる。
手はなんとなくぶらぶらとさせる、あるいはマラソン高橋尚子のように軽く動かす。人によっては肘から先をちょっと持ち上げてリズムを作るといいらしい。本人が思っているほど、外から見ても普通の歩き方とまったく変わらない。*1
*2
で、そんな風にして外を歩いてみたわけさ。すると驚くほど身体が軽く、速く歩けるんですよ。びっくり。ウォーキングでもこんなスピードで歩いたことがない自分が信じられない。
試しにジョギングに切り替えてみると、全然息が上がらないし疲れない。面白いように走れる。
1時間くらい歩いたあと、普通なら足のどこかが痛くなるのにまったく痛くないというか足の筋肉を使ってないぞ。しかし調子に乗ったはいいが、それに見合う筋肉が元々付いてないので、筋肉痛にはならないが、ふたたび全身疲労に見舞われるなったとこは云うまでもない。

*1:ここがわかりやすいhttp://www.team4u.jp/column/colmn_detail.php3?col_id=74

*2:ここもわかりやすい 常足秘宝館 http://www.namiashi.com/hihoukan/