死滅の谷

(1921) フリッツ・ラングサイレント映画
なんかヘンというかココロに引っかかる悪夢のような映画。宿屋に村の要人が集まって座っているところがビシッと決まるスタンダード画面の構図。上手い監督というのはテーブルの撮り方が良いんだよね。なかなかテーブルに座る人間というのは上手に撮れないものだ。これだけでドラマが安くなったり高くなったりする。ダークな雰囲気のところは好き。