大山詣で

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天気予報がはずれ思わぬ好天気になったので、大山に出かける。国道246号線からちょっと入るとすぐに山道になり、渓流沿いの古い温泉街の風情が現われる。まあ出たのが遅かったのでかなり陽が傾いた頃に4時過ぎに到着。名物なのか柿が露天でたくさん売られていた。山の懐深くに入り込んだ感じで空気もイイ。なぜか大山山頂はガスに覆われていた。木々は青青として紅葉には全然早いネエ。
昔ながらのアーケードで覆われたお土産物屋が並ぶ参道の階段を登り、宿坊(いまは旅館なのかな）の佇まいと豆腐料理コース、しし鍋コースのメニュー看板を横目に通り過ぎ、山頂行きのケーブルカーに乗り込む。
急勾配を6分。阿夫利神社下社に到着。新築の階段や社殿も立派。頂上までの登山道があり、ここから90分ということ。境内から振り返ると、相模湾が眼下にどーんと拡がると思うのだが曇っていて全く見えず残念。モミジが少し色づいていた。11月中頃だろうね。ライトアップもされるらしい。その頃に来るとイイね。
きぇーーーんと山の上の方から聞こえるシカの鳴き声に促され、5時のケーブルカー最終便に乗る。山登りの下山客がたくさん乗り込んでくる。徒歩でも30分なので歩きたかったけど却下される。
下車するととっぷりと陽は暮れて土産物屋も店じまいしていた。
クルマで30分くらいの鶴巻温泉駅のすぐそばにある「弘法の里湯」に行く。公営日帰り温泉。駐車料金1時間150円と、入湯料金1000円というのはどうよ、と思いながらも無味無臭で入っているとお肌つるつるのイイお湯でした。新しくキレイだし、休憩室も広い。ああ極楽…。